こんにちは、トモです!
最近テフロン加工のフライパンに寿命がきてしまい買い替えを考えていました。
料理するとき、一時期はレンジでチンだけの料理も流行りましたが、やはりフライパンで料理することの方が多いですよね。
それにやっぱりフライパンで熱を通した方が美味しい気がします。
我が家はずーとテフロン加工のフライパンを使っているのですが、長持ちしません。
熱いまま水につけてしまったり、うっかり空焚きしてしまったり・・・一年も経たずして買い替えることもしばしばです。
テフロン加工の空焚きって有害なんて話も聞きました。
そんなの知らずに使っていたなんてちょっとショックでした。
そこで前から気になっていたステンレスフライパンてどうなのかな?と思い調べてみました。
ステンレスフライパンは一生ものだということ、ただ使い始めが大切で使い方を間違えると焦げついてしまうといいます。
調べていくうちに試したくなり、なぜか「焦がさない」という根拠のない自信までわいてしまい、丁度買い替えのタイミングでもあったので買ってみました。
ということで、さっそく本題へ行ってみましょう!
Contents
ステンレスフライパンは焦げついて大変?
- ステンレスフライパンはあるコツさえつかめば焦げついて大変ではありません。
ステンレスフライパンのことを知れば知るほど「なるほど!だから焦げつくことなく料理ができるのか」と理解できると思います。
でも「めんどくさそう」だし「使い始めのコツ」とか言われると緊張します。
それに知れば知るほどってどれだけ知ればいいの?と思いますよね。
そこで簡単に焦げつく4つの理由をまとめてみました。
この4つの理由さえ知っていればあとはポイントをおさえ使い方の流れさえ覚えてしまえば大丈夫です。
なのでステンレスフライパンが焦げついて大変な思いをする前にこの記事を読んでいただければ、使い始めから焦がさずに美味しい料理ができると思います。
ステンレスフライパンの焦げつきの理由は4つ!
- 理由1:十分な予熱をしない
- 理由2:油を十分温めない
- 理由3:調理前に一旦冷まさない
- 理由4:食材をすぐ動かす
それでは、簡単に焦げつきの4つの理由をお伝えしますので参考にしていただければと思います。
理由1:十分な予熱をしない
ご飯や麺などの炭水化物は60度以上になると糊状になり、肉や魚などのたんぱく質は50度以上になると金属に対して熱凝着と言われる反応がはじまるそうです。
簡単に言うと十分な予熱をしないで低温状態で食材を入れると、上記の原理が原因でこびりついてしまうということです。
なので予熱で180度に達したときに食材を入れれば、こびりつきを越えて表面を焼き固めてくれるとのこと。
また180度以上の高温になると今度は焦げつくので気を付けたいところです。
目を離さなければ大丈夫です。
理由2:油を十分温めない
油を入れると予熱で180度まで温めた温度が下がるのが原因でこびりついてしまいます。油を全体的にならしてなじむまで温めれば大丈夫です。
煙がもくもく出るまで温めないように気を付けてください。
もしそうなってしまったら油も酸化してしまうので、油をふき取って新しい油を入れてください。
油は米油がおすすめです!おすすめの理由はこちらからどうぞ。
理由3:調理前に一旦冷まさない
これは油を入れたときに高温になりやすく、この作業をしないで食材を入れると高温のため焦げつく原因になります。
なので軽めに絞った濡れ布巾で一旦(約10秒)冷まします。
慣れてくると濡れ布巾がなくても高温になりすぎる前に火からはずすだけで調節できるようです。
慣れれば時間短縮にもなりますね。
理由4:食材をすぐ動かす
食材を入れるとフライパンのその部分の温度が一時下がるのが原因でしばらくくっつきます、ここで動かすと確実に失敗します。
テフロン加工のフライパンを長く使っているとすぐに動かしたくなってしまいますよね。
でもここはグッと我慢して、ここでこらえると後が楽です。
なるべく食材は冷蔵庫から出して常温に戻しておくとよいです。
特にチャーハンなどのご飯は温めておくことをおすすめします。
ステンレスフライパンに焦げつかせないコツ
ポイントをおさえる
ポイント1:十分な予熱は中火でする。
ポイント2:予熱は水を垂らして確認する。
ポイント3:油は全体的にならしよく温める。
ポイント4:調理前に濡れ布巾で約10秒冷ます。
ポイント5:食材を入れたら調理は弱火でする。
ポイント6:食材を入れたらしばらく動かさない。
使い方の流れ
買ったばかりであれば中性洗剤とスポンジで良く洗いしっかり乾かす
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予熱する:中火で約2分
(強火はダメ!強火ですと熱ムラができて焦げつきやすくなる)
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予熱の確認:水を垂らす
(すぐ蒸発せず高い音を出してコロコロと転がればOK)
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油を入れる:全体的にならしよくなじませ温める
(油がなじむとすじ状の模様が見えてくる)
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濡れ布巾で一旦冷ます:約10秒間
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食材を入れ弱火で調理:入れたらしばらく動かさない
(焼き色が付いてきたらひっくり返したり動かしても大丈夫)
▼
調理終了:熱いうちに洗う
(お湯で、中性洗剤とスポンジで洗う)
この工程で調理をすれば焦げつくことはまずないです。
食材を入れたばかりはくっついていても焼き色が付き始めるとはがれてくるので安心してくださいね。
★ステンレスフライパンは炭水化物が焦げつきやすいといわれていますが、この動画を見ればそんな問題も解決されると思いますのでご覧ください。
上記の工程を踏めば、炭水化物も怖くないですよ。
美味しそうにカリッと焼かれていますね!油は少し多めがよさそうです。
今回、買ってみたステンレスフライパンを使い、ポイントをおさえ使い方の流れにそって目玉焼きを焼いてみました!全く焦げずに成功しました!根拠のない自信が確信へ変わりました。外側がパリパリ!カリッカリッ!でいつもとは違う美味しい目玉焼きが焼けました。焼いた後のフライパンも洗って拭いたらピカピカに元通りです。
今回実際にステンレスフライパンを買って使ってみましたが、今までテフロン加工のフライパンに慣れている方にとってはついつい食材を動かしたくなる衝動にかられてしまうかもしれません。
目玉焼きも卵を落とした瞬間はしっかりこびりついていました、ここで焦ってヘラで剥がそうとしてこびり付かせて失敗するんですよね、そこをグッとこらえていると、どんどん焼き色がつき始めたころには外側がはがれてきている様子が分かります。
現在ステンレスフライパン歴1年経ちますが、かなり慣れてきて焦げつくこともなく、焦げつかせないコツは自然に身に付きました。
ただ、夫や娘はたまにしか使わないのと、テフロン加工のフライパンと同じように扱うので、焦げつかせてそのままコンロに置きっぱなしになっていることがあります・・・なので夫や娘のためにテフロン加工で安全なフライパンを用意しようかなと・・・
しかし、ステンレスフライパンで作るハンバーグと目玉焼きは絶品です!
色々調べて辿り着いたテフロン加工で安全なフライパンはこちらで紹介していますので参考にしてみてくださいね。
万が一焦げついてしまった時の対処法
軽い焦げつきの場合
普通に中性洗剤をつけたスポンジでこすり落とせばすんなり落ちます。
それでも落ちない軽い焦げつきの場合は、お湯につけて金属へらでこすればするりとはがれ落ちます。
またはフライパンに水を少しはって沸騰させ、アクリルたわしでこするとするすると落ちます。
この時は火傷しないようにアクリルたわしをヘラなどで押さえながらこすると良いと思います。
酷い焦げつきの場合
ステンレスフライパンに水をはる
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重曹大さじ2杯ほど入れる
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沸騰させ10分間煮る
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10分経ったら火を止める
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ヘラなどで優しくはがす
(熱湯なので火傷に注意)
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中身を捨て中性洗剤をつけたスポンジで洗う
※重曹でも焦げが取れなかった場合は、重曹大さじ2杯をクエン酸大さじ1杯にかえてもう一度同じ流れで試してみてください。
重曹やクエン酸を使うと驚くほど簡単に焦げがとれるそうですよ!
こんな人におすすめ!
長く使いたい人
- キズに強い
- サビに強い
- 蓄熱性がある
- 劣化しにくい
- 金属へらやたわしが使える
- 高級感がある
- PTFE・PFOA・PFOSが心配(危険性についてはこちらをどうぞ)
そしてテフロン加工のように加工されていないステンレスフライパンであればもともとはがれるものは何もないので長く使える理由のひとつです。
テフロン加工とは真逆で、熱いまま水をかけても大丈夫!さらに、たわしでゴシゴシ洗っても大丈夫!
一生使えるといわれるのも納得ですね!見た目もよいので使っていて楽しくなります。
なので長く使いたい方におすすめです。
美味しく作りたい人
- 保湿性が高いので熱ムラになりにくく料理が美味しくつくれる
- 弱火でじっくり焼くのでハンバーグなどジューシーに美味しくつくれる
毎回予熱をしないといけないことを面倒だと感じるかもしれませんが、どんなフライパンでも予熱は必要ですよね。
ステンレスフライパンは保温効果が抜群なので弱火で調理が基本です。
一度熱すると冷めづらく予熱調理が可能なので、経済的にも環境にもやさしいですね。
シンプルな目玉焼きでもとても美味しく焼けました!
なので美味しく作りたい方におすすめです。
まとめ
今回は「ステンレスフライパンは焦げついて大変?使い始めのコツだけ抑えればこんな人におすすめ!」と題しましてお伝えしてきました。
- 十分な予熱をすること
- 油を十分温めること
- 調理前に一旦冷ますこと
- 食材をすぐ動かさないこと(重要)
- 十分な予熱は中火でする。
- 予熱は水を垂らして確認する。
- 油は全体的にならしよく温める。
- 調理前に濡れ布巾で約10秒冷ます。
- 食材を入れたら調理は弱火でする。
- 食材を入れたらしばらく動かさない。(重要)
上記の4つの注意点と6つのポイントをおさえて調理すればステンレスフライパンで焦げつかせることなく美味しい料理がつくれると思います。
ステンレスフライパンは焦げつくというイメージがなくなり、逆に使ってみたくなって少しでもこの記事がお役に立てましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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